- 誠実な人であること。コンサルタントは話をすることよりも人の話を聞くことに心を配らねばならない。
- 目的を知らず、たしかめず、具体化せず、定量化しないで行動を起こすのは無意味である。
- コンサルタントの仕事は教えることではなく、学ぶことから始まる。
学ぶとは「およそ幼児のごとくに」と述べられているような、すなおでかつひたむきな態度をいう。
- コンサルタントはいかなる場合にも人の批判をしない。ほめることも、けなすこともしない。
- 空理、空論ではなく、事実に基づいて深く考える。それがコンサルタントの役割である。
- 辛抱強く待つということ、それは誠実さとともにコンサルタントに不可欠の特性である。
- あら探しをせず、欠点をとがめたてず、ただひたすら長所を見つけて光をあて、それを思いきって伸ばす。
それこそがコンサルタントの仕事である。
- コンサルタントの仕事は関係者との協同作業を離れては成り立たない。
その成果は文字どおりの意味で対話の果実である。
- コンサルタントは仕事が終わった後に自分の名前を残そうとしない。
目立つコンサルタントはほんとうに役に立つコンサルタントではない。
浅野喜起著 「会社は人、人は情け」 (致知出版社)より
- 浅野喜起について
- 大正6年中国大連市生まれ。昭和16年より日本興業銀行勤務。同45年より日本経営システム勤務。経営コンサルタントとして数多くの経営者を支援。また弊社の社長、会長、相談役を歴任し今日の地歩を固める。平成20年3月逝去。
著書に、「企業経営を成功させるには」、「経営の小さなヒント」、「喜びの発見」、「わけ合えば余る」などがある。