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降りてゆくという生き方

No.358 2000年2月号

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今月の視点

こどもはみんなまど・みちおのぞうさんの歌が大好きである。よちよち歩きの幼い子まで声張り上げてうたっている。


ぞうさん
ぞうさん
おはながツ黴€ツ黴€ながいのね
ツ黴€ツ黴€そうよ
かあさんもツ黴€ツ黴€ながいのよ

ぞうさん
ぞうさん
だあれがツ黴€ツ黴€すきなの
ツ黴€ツ黴€あのね
かあさんがツ黴€ツ黴€すきなのよ


追討ちをかけられても、あのねとひと呼吸おいてかあさんが好きだといっている。


金子みすずに大漁という歌がある。


朝やけ小やけだ
大漁だ
大ばいわしの
大漁だ

はまは祭りの
ようだけど
海の中では
何万の
いわしのとむらい
するだろう

大漁に沸く浜辺で海の中の親を亡くした子いわしのところまで降りていった人がいただろうか。

中原中也に「ある朝僕は空の中に黒い旗がはためくを見た」に始まる"曇天"という情感のこもった詩がある。

この三人の詩人は今世紀の初めに揃って山口県で生まれた。金子みすず、 中原中也の二人は若くして世を去ったが、まど・みちおは九十歳の今も健在である。

降りてゆくという生き方について考えてみたい。

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