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人材育成・人事制度 - 人材育成の仕組み、教育研修

技能伝承を成功させる鍵

No.440 2006年12月号

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今月の視点

マツダの本社工場の一角には、卓越した技能をもつ師匠が弟子に「匠のウデマエ」を伝授するための「道場」がある。道場には、次世代を担う技能系社員が送り込まれ、多くの優れた技能者が生まれている。この道場の研修コースは「卓越技能者養成コース」と呼ばれ、参加する社員は2年間完全に生産ラインから離れて匠のウデマエの修得に専念する。マツダでは卓越した技能は事業競争力を支える根幹の要素と考えられており、その技能を着実に伝承することは重要な経営課題として位置づけられている。

匠といわれるようなレベルの卓越した技能は属人的なものである。マニュアルをつくり、その活用策を定めれば伝承が進むというものではない。「高齢化が進み技能者が退職すればその時点で失われてしまう」という時間との戦いの中で、多くの企業がさまざまな工夫をこらしている。

今月は、技能という「かたちにできないもの」を伝承する工夫の一端を紹介したい。

目  次

技能伝承を成功させる鍵

  1. 1. 卓越技能が上手く伝承されているか
  2. 2. A社の事例
    (1) 技能伝承に対する社長の想い
    (2) プロジェクトチームの検討
    ツ黴€ツ黴€ a) 伝承すべき対象の選定
    ツ黴€ツ黴€ b) 技能伝承計画の作成
    ツ黴€ツ黴€ c) 全体の技能レベル底上げのための施策検討
  3. 3. 留意点
    (1) 技能伝承を重要な経営課題と位置づける
    (2) 対象とする技能を的確に設定する
    (3) 技能レベルの維持向上ができる環境を整備する
    (4) 社長が関心をもち見守り続ける

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