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昨今、基幹業務や経営情報を対象とした情報システム構築においては、パッケージシステム導入を選択するケースが増えている。
情報システム構築には、ユーザー側から見ると、第一に「選択」、その次が「導入」という大きく2つのプロセスがある。
適切かつ的確な「選択」さえすれば、「導入」についてはパッケージの契約ベンダーに任せておけば安心と考えるユーザーがいるが、それは大きな間違いである。導入工程においてもユーザー主体で実施・管理すべき事項は多々あり、押さえるべきポイントを着実に押さえた適切な「導入」を行わなければ、想定していた効果が得られないばかりでなく、当初の情報システム構築の目的を達成できないことにもつながる。
今月は、パッケージを利用した情報システム構築における「導入工程」に焦点を当て、留意すべき要点について考えてみたい。
パッケージシステム導入の留意点
1 導入工程の位置づけと概要
2 各工程における留意点
(1) 適用・設計監理
(2) 業務運用適合検証
(3) 開発進捗管理
(4) 総合テスト
(5) 移行準備
(6) 業務設計
(7) 運用テスト・教育
(8) 初期流動管理
3 プロジェクト推進の留意点
食品・飲料・アグリカルチャー
自社開発システムの導入支援
建設・不動産・住宅
次期基幹業務系情報システム構築プロジェクト支援
流通・小売
システム統合マスタープラン策定
食品・飲料・アグリカルチャー
基幹情報システムの開発
化学・金属・素材
情報システム刷新の支援
エレクトロニクス
ERPパッケージ導入の上流工程支援
交通・運輸・旅行
グループ経理の業務改革を指向した会計情報システムの構築
化学・金属・素材
営業形態の激変に対応した業務・システムの全面更新
流通・小売
現行システムの総点検に基づくITリスクの対策立案および管理体制の確立
化学・金属・素材
生産管理システムの構築
交通・運輸・旅行
全社統合情報システムの再構築
化学・金属・素材
ERPパッケージ導入の上流工程支援
No.585 2019年1月号
ユーザーが創る情報システム~マスタープランで成功への基盤を固める
No.583 2018年11月号
システム開発手段の選択
No.548 2015年12月号
システム開発の成否を分けるもの
No.502 2012年2月号
ERPパッケージ導入のリスク対策
No.497 2011年9月号
ユーザーが創る情報システム~プロジェクト計画で成功への道筋をつける