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企業には大小となく様々な課題があり、課題解決のプランを「作る人」とそのプランを「実行する人」とが異なることも多い。「作る人」と「実行する人」が異なる場合、互いのコミュニケーションが不足すると、往々にして対立状況に陥り、せっかくのプランが絵に描いた餅に終わることにもなりかねない。
改革・改善のためのプランは、作ることよりも実施することの方が数段難しい。プランを実施に結びつけるためには、プラン作りの段階で「実行する人」と協議を重ね、納得ずくのプランを作り上げるとともに、実施に向けて関係者の足並みを揃えることが大切である。
このためにプラン作りに携わる人に何より求められるのは、相手の立場に立ったコミュニケーションである。
今月は、全社を巻き込んだ内部統制構築プロジェクトでの経験に基づき、人に動いてもらうためのコミュニケーションのあり方について考えてみたい。
合意形成のためのコミュニケーション
~共感、そして行動へ
1.伝えたい思いを強く持つ
2.ひたすら話を聴く
(1)聞き出そうとしない
(2)沈黙を恐れない
(3)話はすばらしいと思って聴く
3.相手と同じ土俵に立つ
(1)その立場に立てば誰もが正しい
(2)事実を突き詰める
4.腑に落ちるように伝える
(1)伝わらなくて当たり前
(2)説得ではなく納得
(3)目的を共有化する
おわりに
No.483 2010年7月号
徹底した協同作業
No.474 2009年10月号
経営改革の基本姿勢
No.466 2009年2月号
経営合意の形成
No.464 2008年12月号
企業理念の再確認と共有化
No.428 2005年12月号
「大きなバランス」の創出