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経営戦略・事業計画 - M&A、PMI

海外企業買収の留意点

No.567 2017年7月号

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今月の視点

  海外企業の買収は、国内での企業買収以上に難しいことが多
い。
  買収対象が海外企業の場合、独自の法規制や言語、文化等の壁があり、交渉過程においてなかなか相手の真意が掴みにくい。また、時として相手先が日本企業の常識では考えられない行動に出ることもある。これらのことが原因で交渉が不調に終わるケースも少なくない。また、買収がうまく成立しても、企業価値の精査の過程では把握しきれなかったリスクが買収後の統合作業の中で表面化し、企業価値が下ぶれすることもある。
  企業の経営資源には限りがあり、海外企業の買収失敗は経営の根幹に重大な影響を及ぼすため、細心の注意が必要になる。

  今月は、海外事業戦略の立案、買収目的の再確認、候補先の探索、企業価値精査に基づく交渉、クロージング及び買収後のP M I という海外企業買収の一連のプロセスに焦点を当てて、企業が、困難を乗り越え、国境を超える買収を成功に導くために何に留意すべきかについて考えてみたい。

目  次

海外企業買収の留意点
1 海外企業に対するM&Aの動向
(1) 海外企業に対するM&Aの推移
(2) 海外企業に対するM&Aの意義
2 海外企業を買収する際の留意点
(1) 買収の目的・狙いを明確にする
(2) 目的に合致した候補先を選定する
(3) 買収後のキーマンを買収の推進担当者とする
(4) 入念に準備する
(5) とことん調べる
(6) 経営人材のリテンション(流出防止)に注力する
3 終わりに

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