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管理職の役割の再整理
No.677 | 2026年9月号今月の視点
管理職の負荷が高まっているという話を聞くことが多い。会議や報告が増え、関係部署との調整や現場からの相談への対応に追われ、本来取り組みたい改善活動や人材育成に十分な時間を割けないという。
企業が管理職に期待している役割は、目の前の問題を処理することだけではない。担当組織の成果を安定的に生み出すこと、次の管理監督者を育成すること、将来に向けた改善を継続して進めることも重要な役割である。もし管理職が日々の対応だけで時間を使い切ってしまうと、現在の業務は回っても将来に向けた力を組織に蓄えることが難しくなる。
大切なのは管理職が本来担うべき仕事に時間と力を使えているかどうかである。
今月は生産部門の管理職の役割を見直したA社の事例をもとに、管理職が本来の役割を果たせる組織運営について考えてみたい。
目次
- 1 A社の事例
- 2 管理職の役割を再整理するにあたっての留意点