現行システムが機能面で目立った不足欠落のない充足されたレベルにあるものの、いずれは限界に達することが危惧されている場合、今後の事業展開・業容拡大のための準備として、中期的な視野に立って次期基幹システムの方向性を見極める意義は大きいものとなります。
特に、長年にわたって自社の事業特性、組織運営、経営管理に合わせて機能拡張・改修を積み重ねて進化させてきた基幹システムは、企業経営・事業推進を支えている業務面・管理面の独自のノウハウが随所に組み込まれており、「現行システムを棄却して実績あるERPパッケージを導入して業務をシステムに合わせる」といった安易な選択はできません。
日本経営システムは、中期的視野に立って事業目的の充足、前提条件変化、システムリスクなど多面的な視点から現行業務・管理およびシステム機能を分析・評価し、課題を体系化した上で、経営の要請を充足するための次期基幹システム整備構想を協同作業で策定します。